神戸北野といえば異人館街として有名で、地元からも他地方からも、足を運ぶ大勢の方でにぎわっています。
その中で、おまじないやパワースポット、いわゆる幸せの願掛けが気になる方が、夢叶う日を期待して通う、願いが叶うというサターンの椅子がある山手八番館は若い世代を中心に、特に人気です。
わたしと息子も、縁起担ぎでもありますし、身近で行けるパワースポットに叶えてほしい夢や希望(煩悩かな?)は山ほどありますし、よく訪れています。
異人館街、北野というと、観光に特化している町かと思わがちなのですが、実はこうして民家がごく普通にあり、山手八番館に行くまでには、細い路地も兼ねた坂道が続きます。
途中でお土産が買えるショップや、ティータイムとして一息つけるショップもあるため、休憩しながら行くのをおすすめします。
最近は足腰にまったく自信がなく、前を元気に歩く息子の背中がずいぶん遠く感じる体たらくです。
旧サンセン邸、山手八番館は私邸として建てられたものです。
明治時代の建築物ですが、異人館街の中でも好きなデザインで、その意味でも気に入っています。
中には、目当てのサターンの椅子以外に、敬虔な気持ちにさせられる、仏陀坐像ほか仏像が。
我が家は特に信仰心厚い仏教徒でもありませんし、カトリックや他の宗教にも無縁ですが、素直な気持ちでちょっと会釈したくなる雰囲気です。
願いごとをかなえてくれるという『サターンの椅子』は二つあります。
座って写真を撮り、待受けにするとより効果的と言われているので、皆行列で座る順番を待ちます。
上の1枚目は、男性用の椅子です。
そう、ジェンダー思想な椅子のようですね。
それは冗談ですが、男女間違えて椅子に座ると願いはかなわないとか。
これが女性用です。
たまに間違えて、というか区別をご存じなく座っている方もいます。
向かって右が女性用、向かって左が男性用です。
皆さまお一人ではなく、二人以上で行かれて、座って願いを込めるそれぞれのお姿をスマホやカメラにおさめられています。
あとで飾ったり、待受けにされたりするんでしょうね。
私は、カメラロールやパソコン特定フォルダに入れ、ときどき開けて見るようにしています。
サターンの椅子をかたどったキーホルダーも買ってきました。
スマホにブラブラさせています。
最寄り駅の、各線三宮駅からは、シティーループという観光周遊的なバスが出ていて、北野異人館街まで乗れます。
そこからは各館へ徒歩で、山手八番館は上り坂が続く先にあるので、しっかり体調整えて、水分など充分に用意して、休憩をしながら行ってくださいね。