神戸市東灘区で46年の間、地元で親しまれてきた関西スーパー青木店が2023年3月31日、午後8時に閉店となりました。
すぐ近くに住んでいた数ヶ月、最寄りのスーパーだった時期もあり、閉店当日のお昼と閉店時間、お店の見納めに行ってきました。
お店の入口には、先日からこのようなボードが出ていました。
建物そのものが古く、取り壊しになると聞いています。
2階には、衣類や寝具、タオルその他いろいろ扱っていた、
「ファッションプラザオンセンド」さん、痒いところに手が届く100円ショップ「meets.(ミーツ)」さんもあり、食料品だけではなく、一度にいろいろ買い揃えられる便利さがありました。
だから、本当に残念です。

まだ日が出ているときに行くと、お店の前で神戸市議のやのこうじさんもいらして、ちょっとお話。
閉店当日に合わせて来られたそうです。

午後8時近く。
大勢の方が、開いているお店の最後の姿を、スマホで写真撮影中でした。
若い方も、年配の方も、お店の反対側でずっとスマホを向けていらっしゃいます。
こうして中に灯りがついて、スタッフの方が立ち働いている光景を見るのは最後です。
最後のお客様を送り出されて、店長さん、スタッフの皆さん、お店の外で御礼とご挨拶をなさいました。
本当に今までありがとうございました。
温かいお店でした。

遠くからここに来ると、良い目印でした。
もうここに灯りがつくことはないと思うと、寂しい気持ちです。
高齢の母を訪問してくださるケアマネさんも、
「あそこは地域の台所だったのにね」
と閉店の話をお互いにしたときに、言われていました。
周辺には市営住宅などがあり、高齢の方、このお店なら来れるという身体状況の方も多く、そのあたりが気にかかります。


阪神本線青木駅南に徒歩1分という好立地で、46年の間親しまれてきたお店の閉店です。
スタッフの皆さま、お元気で。