六波羅蜜寺（ろくはらみつじ）
観光・その他
京都府京都市東山区轆轤町８１−１
[地図]
彫刻ファンにおすすめ 空也が開いた「六波羅蜜寺」
観光・レジャー
京都府・祇園・東山・北白川
「六波羅蜜寺」は、平安時代に念仏を広めた空也（くうや）が開いたお寺です。
空也と聞いてもピンとこないかもしれませんが、社会科の教科書などで口から6体の小さな仏像を出すお坊さんの像を見たことがありますよね？あのお坊さんが空也です。
空也と聞いてもピンとこないかもしれませんが、社会科の教科書などで口から6体の小さな仏像を出すお坊さんの像を見たことがありますよね？あのお坊さんが空也です。
六波羅蜜寺には重要文化財であるこの「空也上人像」のほか、同じく重要文化財の「平清盛公坐像」など、平安・鎌倉時代の優れた彫刻を多く所蔵します。
平安時代末期、このあたりには平家の邸宅が立ち並び、栄えたことから平家と深いつながりがありました。そのため、境内には「清盛塚」や「阿古屋塚」など平家に関する史跡が残ります。
平家没落の際には戦火によって建物が消失し、鎌倉時代になると跡地に京都の治安を維持する六波羅探題が置かれました。
再興されてからも境内はたびたび火災にあいましたが、そのたびに復興し今にいたります。
現在の本堂は室町時代に再建され、1969年に解体修理したもの。これも重要文化財に指定されています。
現在の本堂は室町時代に再建され、1969年に解体修理したもの。これも重要文化財に指定されています。
くま
大阪生まれの大阪育ち、京都在住のフリーランスのライターです。
関西と時々伊豆に出没します。
よろしゅうおたのもうします。