徳島市の富田町はかつて富街(ふうがい)と呼ばれ、京都の祇園、金沢と並び
日本の3大おけやと呼ばれ多くの芸子さんが街を歩き、お茶屋さん(お店)のお座敷でその芸を披露し大変賑やかしい場所でした。

今ではすっかりその頃の風景は消え去りましたが、唯一一軒だけ、その頃を思いあ出させる場所が今も残っています。

そんな富田町にあって、多くのお客様に親しまれている『料理 志美津』さん!

3階建てのビルの中にいくつものお部屋があり、グループ大人数での宴会、個室で少人数の会席など様々なシーンで利用されています。
入り口には大きな水槽があって、季節ごとの旬のさかなちゃんが泳いでいます\(^o^)/
子供さんたちはこれを見て楽しんでいますよ(*^^*)

料理はお野菜から肉さかなまで一通り、大将の自慢の腕で作られた料理が舌を唸らせます(*^^*)
今回は志美津さん自慢のコース『鱧コース』をお願いしました。
一番お安いコースですが…😅

鱧といえばこれから季節が来ますし、脂が乗って美味しい季節になりますね。
皆さんは鱧=京都と思っていないでしょうか?

実は京都で有名な鱧…ほぼ80%以上が徳島産の鱧が流れています。
つまりは京都が有名なのは地元産ではなく地元の料理法なんですね。

先程少し触れましたが、京都徳島の共通点。
そう、芸子さんです。
芸子さんが上がるお座敷には必ず料理とお酒…

そう徳島の鱧料理も京都のそれと一寸違わないくらい絶品なんです!
私は鱧は天ぷらが一番好きなんですが、そういった方が多いでしょう。
今回はのコースには当然天ぷらも付いていましたが、写真の点数に限りがあるので、今回はめったに味わえない少し変わった料理をご紹介します。

先程の写真は先付でしたが、そこにも鱧の酢和えがありましたよ(*^^*)
ホタルイカといいコンビでした。

そして、この写。
土瓶蒸しです。

これが和風だしにあって、ついつい日本酒もお願いしちゃいました😅
あっさりしていてコクが有り、またそれぞれの素材の味がしっかりと生きています。
そしてこれは炙った鱧を刺し身にしています。
骨切りも当然しっかりとできていて、お口の中でふんわり感と香ばしさ、さらには川のしっかりした歯ごたえも広がります。

茎山葵を乗っけるとなんとも言えない爽やかさです。
鱧の湯引きはみなさんなんだと思うかもしれませんが、
ここ志美津さんの湯引きは冷水でシメていないのです。

なので、なんとも言えないふんわり感!

まるで白子のようでした\(^o^)/
最初にあったのですが、鱧しゃぶは最高でした!!!!

これは絶対にここじゃないと食べられない味!

とんでもなく美味しかったです\(^o^)/

他にもたくさんあったのですが、写真の点数もおりますが、美味しすぎて、先に食べちゃって、後で気づくという感じで…😅

ただそれだけおすすめできます。

大切なご家族や、接待。
気の合う仲間や友人はもちろん、恋人と…
あるいは大切な人…

絶対におすすめしたい5つ星級のお店です\(^o^)/