何度か読書会に参加したことのあるわたし。
読書会の楽しさや奥深さにすっかりハマってしまったわたしは、ついに友人とふたり、自分たちで読書会の企画を決意。
ってことでついに、自分が住んでいる瀬戸内海の離島「豊島(てしま)」で、読書会を開催しちゃいました!
自由に本を持ち寄って、その本を好きな理由や気に入っているところについて語り合う。
ただただ「好き」をお互いに伝え合う読書会は、これ以上ないってほど平和。
今回もとても温かな空気の中で、各々が持参した本について順番にお話ししていきました。
予定では棚田の中での青空読書会だったのですが、雨のため急遽民宿カラフルの食堂にて開催。
持ってきた本はほんとうに様々で、小説からエッセイ、レシピ本から写真集まで幅広い本が集結して、びっくりするやら嬉しいやら。
参加者の中には、このサイトで紹介したことのある豊島焙煎所の田中さんも参加してくれました。
例によってコーヒー屋なのにお茶を差し入れてくれましたヨ (笑)
さらにはお菓子作りを生業としてい豊島の友人のレモンシフォンも、会費からご用意。
おやつをつまみながら、お茶を飲みながら、ゆるりとした、でもとても熱い時間を過ごすことができました。
参加したみんなに共通しているのは、誰もが何かしらのカタチで、本に救われた経験があること。
救われたなんて言葉は大げさかもしれませんね。
わたし的には「助けられた」がしっくりくるかな。
本のおかげで独りじゃないと思えたこと。
言葉によって自らが生き延びる力を育めたこと。
物語をお守りにしている人。
書かれた想いを羅針盤にして毎日を歩くひと。
なにより、ただ純粋にページをめくるのが楽しいこと。
本って、そのひとの内なるチカラを強めてくれるものなんじゃないでしょうか。
そう思うと、本という媒体は決してなくならない、と信じられます。
未来を危ぶまれている紙の本も、きっと最後まで残ってゆくに違いないと、そう思うのです。
読書会を通して、本の無限の可能性を再認識したわたしです。
てしまゆるり読書部は、今後も不定期に、島内のいろいろな場所で読書会を開催する予定です。
島内の人も、そうでない人も、是非お気軽にご参加ください。
島を観光しがてらのご参加も大歓迎ですよ!
てしまゆるり読書部の活動はInstagram
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