記憶にある限りではずっとここで経営されているなあという老舗のお店です。東灘区、甲南本通り商店街から脇道へ。
赤い庇が懐かしい!
わたしの記憶っていうのは人並み外れた長期記憶で、その記憶にあるってことは、昭和50年前の頃にはあったのかもしれません。
親に連れられてお昼を食べに行っていたのがいつ頃からか。
ずっと暮らしていた東灘区、平成7年夏に避難所から仮設住宅に移り、離れた町にある、甲南本通り商店街に出かけられる生活になり、あの頃のランチはどんな味かな?と入ってみました。
本格グリルのお店なんです。
家庭料理で作れる内容だけど、舌が覚えている味は絶品の。
近くに来てもなかなか入らなかったのは、ボリュームがすごいことも覚えているからです。
意外に思われそうですが、わたし、かなーーーり少食でして。
これを久しぶりに食べたかったのです。
Aセット、アイスティーをつけても1,000円というお得感あふれる値段!
他には豚生姜焼きやヒレカツ、カレーライスをメインとしたボリュームあるセットがあります。
Aセットは、ハンバーグとエビフライが山盛り感ある盛り付けで、目玉焼きも乗っていて、スパゲティと生野菜サラダが添えられ、ワンプレートで出てきます。
ハムが一枚、小さいときにこれが一番楽しみで、最後まで残しておいて食べたものでした。

昭和後期、高校生のときでさえ、四苦八苦した量ですが、今回はぺろりと平らげました。
この味、覚えてるよ~、とわたしの中で小中学生の自分が喜んでいます。

食べ終えたタイミングで、冷たいアイスティーが運ばれてきます。
コーヒーも紅茶も、おいしいのです。

渋みもしっかりある紅茶なので、ミルクを入れてミルクティーとしておいしくいただきます。
酷暑の中をヘロヘロになって歩いていたので、生き返った!という気分でした。
甲南本通り商店街を2号線側から南に向かうと、中間あたりにある、東側に出る脇道にあるお店です。
北向かいはパチンコ屋さんなのでわかりやすいですよ。