日本一の飼育種類数を誇り、日本で唯一ジュゴンに会える水族館として有名な三重県鳥羽市の「鳥羽水族館」。
鳥羽駅からほど近く、海辺の道を10分程歩くと大きな建物へと辿り着きます。
鳥羽水族館は“順路のない水族館”というコンセプトで、海獣・古代の海・日本の海・ジャングルなど10以上のエリアに分かれており、好きな順番で生き物たちを見て回ることができます。
魚だけでなく、カピバラなどの動物も種類豊富に揃っているのが鳥羽水族館の特徴。
海に生息する哺乳類=海獣のなかでも、ひときわ異彩を放っているのがジュゴン。
マーメイドの由来にもなったと言われている動物ですが、ぽってりとまるみのあるフォルムと笑っているような表情がなんとも愛らしく、和やかな気持ちにさせてくれます。
小松菜やロメインレタスが好きなようで、お昼時に水槽の前へ行くと水面のレタスを拾うのに忙しく、なかなか顔を見られないということもありました。
会いに行くタイミングはやや注意が必要そうです。
ラッコやコツメカワウソもとても可愛らしいのですが、ちょうど行った時にはカワウソは寝ていたり、ラッコはお食事タイムと重なって水槽の前が大混雑だったり。

お昼はやはり混みやすいので、お食事タイムを見るなら朝イチのタイミングを狙うのがおすすめです。
この日は朝のお食事タイムで、海獣の様子を見ることができました。
トドやアザラシが大きな体を揺らしながら魚を食べる様子も、なかなか可愛らしく迫力がありました。
日本一の飼育数でありながら、どことなく素朴な印象も漂う鳥羽水族館。
朝から行けば混雑具合も多少ましなので、ぜひ半日たっぷりと遊びに行くことをおすすめします。
【鳥羽水族館】
住所:三重県鳥羽市鳥羽3-3-6
HP:https://aquarium.co.jp/