山古志の伝統野菜「神楽南蛮(かぐらなんばん)」。

古事記の天岩戸(あまのいわと)伝承にも記されている「神楽」の名を冠した、山古志の伝統野菜の一つ。巷のスーパーで見かけることはほとんどない。
実際、わざわざ神楽南蛮を山古志に買いに来る人も多くいるほど。

現在、生産者の数は限られ、農家の野菜づくりの教科書にも載っていないほど、マイナーな野菜になってきている貴重な伝統野菜。
神楽南蛮は、ピーマンを太っちょにしたコロンとした見た目が特徴で、食感は肉厚なピーマン風。

唐辛子の仲間なのでかなりパンチのある辛さが特徴。だけど、病みつきになる美味しさ!

神楽南蛮のピリッと爽やかな辛みは、特に種と白い綿の部分が強く、味付けのスパイスとして種や綿も一緒に調理することも多々あります。
特におすすめな家庭料理が「神楽南蛮みそ」。
みじん切りにした神楽南蛮と味噌と調味料で作り、秘伝のレシピ。

神楽南蛮味噌だけで、白いご飯がいくらでも食べられる病みつきになる美味しさ。
お酒のアテのレシピにも絶品です。