山古志では本格的な冬を迎える前に、野池に放されている錦鯉を池から上げて、屋内の越冬施設に移す作業をします。

まさに、10月は錦鯉屋さんの超繁忙期で「池上げ」作業の真っ只中。山古志のいたるところで、棚池から錦鯉を上げるめずらしい光景を見ることができます。
池上げとは
春に野池に放して育てている錦鯉を、冬を迎える前に野池から引き揚げる作業のことをいいます。 通常、池上げは秋に行われることから「秋揚げ」とも言われています。


池上げ作業は、網を池に放してから、だんだん鯉を中央へと追い詰めていく手順。追い詰めた錦鯉たちを、一匹づつ丁寧に抱き上げて仮のプールへ運んでいます。
全ての錦鯉を池上げした後は、池の水を抜いてから、来年の春へ向けて消毒処理などをして一冬超えます。

まさに、山古志ならではの秋の風物詩です。