古くから酒づくりの街として知られる伏見は、今も酒造会社がたくさんあります。現在は松山酒造がある場所には、幕末には薩摩藩の藩邸がありました。
「寺田屋事件」(薩摩藩士が同士討ちしたほう)や坂本龍馬の定宿だったことで有名な「寺田屋」からここまでは約1キロ。1866年の「寺田屋事件」(坂本龍馬が伏見奉行に襲撃されたほう)の際、龍馬の恋人のお龍が助けを求めて駆け込んだことで知られます。
薩摩藩士によって救出された龍馬とお龍はこの藩邸で過ごした後、薩摩(鹿児島)に向かいました。この旅が“日本初の新婚旅行”ともいわれています。