兵庫県神戸市新長田で、11/3～11/19まで「下町芸術祭」が開催されています。
2015年からはじまり、2年に一度のペースでこの時期に開催されている芸術祭。
新長田駅から商店街を抜け、海へ向かって歩いていく途中に見つける時間。
新長田の下町の「どこか」で24箇所、それぞれのアーティストの個性あふれる作品の展示を観ることが出来ます。

震災で残った下町のノスタルジックな風景は、昭和の時代にタイムスリップしたようで、そこに在る「アート」が実に趣深い。
それは突然現れたり、探したり。
新長田の昔からある風景を、ぶらりぶらりと散策しながらの発見は何とも楽しい試みです。
全てのアートに息が芽吹き、命が宿り、表現者の想いと受け取る側の気持ちで感じ方が変わってくる。
アートの面白さと奥深さを存分に感じることが出来ますよ。
全く違う個性を受け止めながら、感銘を受けながら、美術館や展示館とは違い、町全体に散在する「もの」を自らの足で探しに行くのにワクワク感がプラスされ、本当に楽しい時間でした。
作者が滞在している場合が多く、みなさん気さくで話しやすく、作品に対する想いを直接聞けるのも嬉しいポイント。
お話を聞くと、感じ方も少し変わってくるのです。
本当に魅力的なアーティストと作品たちに会いに、ぜひ訪れてみてください。

期間内、土日は商店街をメインに様々な催しもあるようですよ。