11月6日にオープンした施設は、無人店舗で、シェアショップ。意味はわかるけれどパッと想像しにくいような…どんな施設なんだろう?と興味が湧き、さっそく行ってきました。
佐賀市大財、県道30号沿いにオープンしました。「佐賀成長企業会」という任意団体が運営元で、その団体に属し、且つシェアショップ内でお弁当を販売する「有限会社たたら」が旗振り役となり作られた、“未来型の新拠点”。先述にもあるとおり、施設内に人はいるものの、入居するそれぞれの店舗はブース出店で店員の駐在は無し。そして1つの区画の中に仕切りや奥行を活かし、複数の店舗が入居しています。
施設全体の一部がシェアショップ。ほかのシェアオフィスやコワーキングスペースは現在、準備中とのこと。シェアショップが先駆けてオープンしています。入居するのは8店舗で、ほとんどが県内に拠点や本店を持つお店です。
やはり気になるのがスイーツ分野。入ってすぐ、小さな冷蔵機器に並ぶお菓子は江北町にあるフルーツサンドのお店、1番右が神埼市にいちご農園がつくるスイーツのショップ。こちらは実店舗を持つのは初だそう。
食品だけでなく、雑貨も。こちらも神埼市にあるパズル屋さん。パズルと聞くと玩具かな?と思いますが、写真をパズル化して芸術品が!とっておきの日を残したり、贈り物にもぴったりです。
1番奥の棚にはお弁当。お昼時というのもあり、一番人が集まっていました。種類豊富で、1つ1つおかずが多く、手作り感の温かいお弁当♪筆者もお昼用に購入。
ほかにも市内ラーメン店のパッケージ商品や、たまご農園のスイーツ、着物リメイクの衣類店など、さまざまな分野が並んでいました。支払いはセルフレジ。現段階は現金のみですが、そのうちPayPayなども導入予定だそうです。
確かに、他にはない間取り、運営。でも店内の雰囲気は機械的なものは感じられず、今後設置されるというアバター搭載のディスプレイで各店舗のスタッフとやり取りができるようになるとのことで、連携はしっかりとれそうです。
こちらはまだ準備段階のエリア。シェアショップ含め、まだまだ肉付けされていく部分も多く、その過程にも注目です。シェアショップ以外は企業成長や起業支援の場として活用されることになりそうですが、一般利用の拡大など、新たな賑わいの場としての機能に期待が高まります♪
きのこ弁当(470円)。ちくわの磯部揚げ、魚の竜田揚げ、マカロニサラダや五目煮など、充実のラインナップ!日によってお弁当の種類も変わるそうで、それもまた楽しみの1つですね♪
【PASSO OTAKARA(パッソ大財)】
場所:佐賀市大財3-2-15
営業時間:10:00~19:00
定休日:日曜日 ※一部営業あり