一時大きくブーム化した、高級食パン。近年、全国的にも閉店のニュースが相次ぐ中…佐賀市で3周年を迎えた店舗があります。インパクト大!な外観は、この店舗の立ち上げに関わったベーカリープロデューサーの方なんだそう。
「最高な普通」という店名も独特です。オープン当初は他に高級食パン店の進出が少なく、今ほど商品の種類もなかったため売り切れ続出でなかなか買えませんでした。一度行ったものの買えず…そのまま時が過ぎ、店舗に行ったのはそれ以来でした。
常時販売のスタンダードな「至福のプレーン」、「究極のレーズン」のほか、現在、期間限定で販売されているのが「古き良きマロン」と「気品の紫芋餡」です。秋を感じる栗、芋がベース!そのほかも曜日替わりで数種類の食パンが並びます。
ずらりと規則正しく並ぶパンは可愛らしいフォルムで、良い香りを漂わせています。
「気品の紫芋餡」(880円)を購入。パン切り包丁でなくてもスッと切りやすく、程よく密度の高い耳。中はもっちりと吸いつきの良いふわふわ生地です。まずはそのまま一口。
次は軽く焼いてバターをのせて。贅沢な焼き芋のような組み合わせ♪そして細かくカットされた栗がまたほっこりとした甘さと食感をプラスしてくれます。
今まであまり自分で買うことがなかった高級食パン。業界全体が厳しい中、3年目を迎え佐賀市に根付いたこちらのお店が気になり足を運んでみました。季節限定品含む豊富なラインナップ、そしてキッチンカーで各所でも販売していたりと、工夫を凝らした販売スタイルも人気の理由の1つかなと思いました。
日常使いは難しいですが、週末の朝に取り入れてみたり、手土産として持参したり、“普通の日常の中に最高を味わえる瞬間”をプラスするのも良いですね♪