「暮らし商店ごんべや」は、さぬき市津田に11月にオープンした新しいお店。
暮らしに役立つ古道具を販売しており、喫茶スペースでは朝ごはんも提供しています。
古道具と朝ごはん。
なんだかとてもほっこりとする組み合わせ。
お店を切り盛りするご夫婦もとても穏やかで愉快な人柄で、その人柄がそこかしこから伝わってきます。
もともとお店屋さんだった建物をリフォームして開店したごんべや。
中に入って見ると、思ったよりも広い空間に机と椅子がゆったりと配置されていて、嬉しくなるような空間デザインです。
椅子や机も種類はバラバラですが、その理由はそれ自体も古道具だから。
時代を感じさせるソファやミシン台を活用した机など。
そこかしこから、だれかの過去の息遣いを感じられる。
朝ごはんはこの喫茶スペースでいただきます。
わたしがこの日頼んだのは、「自家製ベーコンエッグな朝ごはん」。
わたしがこの日頼んだのは、「自家製ベーコンエッグな朝ごはん」。
程よい塩気と柔らかさが自慢の自家製ベーコンに半熟の目玉焼き。
それにお漬物と海苔。
そして具だくさんの粕汁。
汁椀は基本お味噌汁ですが、この日はプラス150円で粕汁の変更が可能でした。
なんとも理想的な朝ごはんに、ビジュアルから満たされるわたし。
食べてみれば、その味のやさしさに更に満たされ、全身が光に包まれたような幸せな気持ちになりました。
とても抽象的な感想ですが、「光に包まれたような」というのが一番しっくりきたんです。
美味しさはもちろんのこと、ひとつひとつの食材が作り手の愛に溢れた味付け。
少しかために炊かれたご飯に、どのおかずもとっても合う。
例えば夜更かしした次の日の朝とか、しゃっきりと身体を起こしたい朝とか、ゆっくりと過ごしたい朝とか。
誰のどんな朝にもピッタリ寄り添う、そんな朝ごはんでした。
喫茶スペースの奥は古道具スペースになっていて、一歩入ればたくさんの道具たちが生き生きとそこにありました。
いつかの鍋。いつかの漫画。いつかの鞄。いつかの鏡。いつかの。。いつかの。。
もう誰のものかもわからない「いつか」が、これからの誰かの「今」になるためにそっと息をしている。
店主セレクトの古道具は、元の持ち主と道具についての思い出を聴きながら仕入れてくるとのこと。
ひとつひとつの古道具に、それぞれの物語がある。
そのどれもを置き去りにはしない店主のやさしさが、並べられた古道具から伝わってきます。
不思議なことに、時を経てここにある古道具からは、新鮮さや珍しさ、お洒落さを感じます。
すこし前から若い人の間で昭和ブームが来ていると聞きますが、確かに、古いものというのは感性に訴えかけてくるものがある。
もしかしたら「懐かしい」や「古い」は、一番の「新しい」に繋ってゆくのではないでしょうか。
ひとつひとつの古道具に、それぞれの物語がある。
そのどれもを置き去りにはしない店主のやさしさが、並べられた古道具から伝わってきます。
不思議なことに、時を経てここにある古道具からは、新鮮さや珍しさ、お洒落さを感じます。
すこし前から若い人の間で昭和ブームが来ていると聞きますが、確かに、古いものというのは感性に訴えかけてくるものがある。
もしかしたら「懐かしい」や「古い」は、一番の「新しい」に繋ってゆくのではないでしょうか。
さぬき市の津田は、今、若者が様々なジャンルで挑戦し働き楽しむ場所としてとても「熱い」地域です。
誰もが口を揃えて言う「熱い」が今、津田を起点に香川中に広まってきている気さえします。
ちょっと歩けば、様々な熱意を持った「熱い」ひとやものに出逢える、注目度ナンバーワンの街。
津田エリア散策の際には、ぜひ「暮らし商店ごんべや」へ。
心もお腹もしっかり満たせるから、いろんな場所へ向かってサクサクと歩き出せますよ。
暮らし商店ごんべやのInstagramはこちら☆彡