12月24日(日)は「全国高等学校駅伝競走大会」が行われますが、京都では1月に「皇后盃全国都道府県対抗女子駅伝競走大会」、3月に「全国車いす駅伝競走大会」が行われます。
以前は2月に「京都市小学校大文字駅伝大会」も行われていましたが、こんなに駅伝がさかんなのは、実は京都が「駅伝発祥の地」だからなんです。
日本で最初に行われた駅伝は「東京奠都(てんと)50周年記念」として1917年(大正6年)4月に行われた「東海道駅伝徒歩競走」です。
これは東海道の始点である京都の三条大橋から東京の上野不忍池(しのばずのいけ)までの約508kmを23区間に分け、昼夜を問わず走り抜けるという過酷なもの。チームは関東組と関西組に分かれて争われ、ゴールしたのは翌々日だったそうです。
勝利した関東組のアンカーは大河ドラマ『いだてん』の主人公にもなった金栗四三でした。
現在、「東海道駅伝徒歩競走」のスタート地点だった三条大橋のほとりには「駅伝発祥の地」の石碑が建てられています。