29年前の今日、1995年1月17日に被災し、家も多くの知人も失いました。
自分の中にずっとある重いものと向き合うために、それをモチーフとして書いた小説も発売されています。
当時を知らない方も多くなった神戸で続けられる、東遊園地の、
阪神淡路大震災1.17のつどい
にはできるかぎり足を運びます。
今日も行ってきました。
いつもなら12月に開催されるルミナリエが、ほとんど同時期になった今年は、ルミナリエ装飾もある東遊園地です。
他地方の方の協力で、今年も多くが送られてきて並べられた竹灯籠。
平和を願う文字などが書き込まれています。
こちらの竹灯籠に、もらったロウソクで火をともしていきます。
こちらと一緒に、並べられた全体で文字になっています。
高層階から見ると、このようになっています。
ともに
1.17

竹灯籠全部で、そう書かれているんです。
全国から、海外から、多くの方に手を差し伸べていただいた、あのころ。
懐かしい町には戻れなくなり、二度と会えない方もいるけれど、それが次の災害で、できるだけ少なくあってほしいと願う、災害大国に住んでいます。

ずっと昔、この明るい町が、悲嘆に包まれたことを、忘れないでください。