白兎神社はその名の通り、白うさぎをお祀りしている神社です。
山陰の神社の成り立ちには度々白うさぎが登場しますが、それは「古事記」の中の神話に「因幡(いなば)の白兎」があるからです。
※以下の画像はすべて2023年1月に撮影したものです。
有名な出雲大社(いずもたいしゃ、正式にはいずものおおやしろ)の境内にもたくさんのうさぎの像がありますが、出雲大社に祀られている大国主命(おおくにぬしのみこと)こそ、古事記に描かれた白兎伝説の主人公です。
「因幡の白兎」神話とは
ワニ(さめ)を欺いて島に渡った白うさぎが、怒ったワニに体中の毛をむしられて赤裸になっているところを、通りかかった大国主命に「きれいな水で洗ってからガマの穂で覆うと良い」と教えてもらって命を助けられ、そのお礼に多くの神々から引く手あまただった美しい八上姫(やがみひめ)と縁結びをしてあげたというお話です。
白兎神社はその白兎神をお祀りしている神社です。
ワニ(さめ)を欺いて島に渡った白うさぎが、怒ったワニに体中の毛をむしられて赤裸になっているところを、通りかかった大国主命に「きれいな水で洗ってからガマの穂で覆うと良い」と教えてもらって命を助けられ、そのお礼に多くの神々から引く手あまただった美しい八上姫(やがみひめ)と縁結びをしてあげたというお話です。
この辺りは神話のゆかりの地で神社の向かいには「白兎海岸」があります。
※見えにくいですが建物左に「白兎海岸」の案内標識があります。
※見えにくいですが建物左に「白兎海岸」の案内標識があります。
階段を上がると結構長い参道が山に向かって続いていました。
数メートルごとに可愛いうさぎがいます。^^
手水舎(ちょうずや)にもうさぎさんがいます。
さらに、人が近づくとセンサーで感知して童謡「だいこくさま」が流れます。
山の中の長く静かな参道を歩いて行くうちに、空気が益々ピリッと引き締まり神聖感がより増して行きました。
白兎神社の本殿は小さな社と聞いていたのですが、思ったよりも大きくてしっかりした印象です。
出雲大社の大しめ縄には及びませんが、なかなか立派なしめ縄もあり歴史と風格を感じられるお社でした。
本殿の横にある御札所でお札とお守りを買いました。女子が好きそうなかわいいものがいっぱいあって迷いました。迷いすぎて2回行きました。^^
因幡の白兎神話にちなんで、白兎神社は、良縁、医療、動物医療などのご利益があると言われています。この後、お札も買いました。
※一説には医療発祥の地とも言われています。
一歩参道に踏み入れた時から、とにかくうさぎがいっぱいです。
かわいくてどの子も見入ってしまうので、なかなか進みません。
白兎神社は国道9号線沿いにあります。また神社の横には「道の駅 神話の里 白うさぎ」もありますので、ドライブの休憩やお食事をしたり、お土産を買ったりできます。
うさぎ好きの方、古事記や神話好きの方には特にお勧めの神社です。