「すなばカフェ」は平井伸治鳥取県知事の「鳥取県にはスタバはないけどすなば(鳥取砂丘)はある」という自虐的なダジャレがきっかけとなって2014年4月に誕生しました。

何を隠そう2015年まで鳥取県は、全国で唯一の”スタバ空白県”でした。
それに気づいてしまった県民が「スタバなんて期待しない!来ないなら自分たちで作ればいいじゃないか!」と、平井知事のダジャレに便乗する形でまるで冗談みたいに作ってしまったのが「すなばカフェ」なのです。

そもそもコーヒー消費額が国内上位に入る鳥取県民は、コーヒーが大好きなのですが、家飲み派が大多数という特徴がありました。

しかし、すなばカフェの登場は、いつになっても来ないスタバへの対抗心か、鳥取県人のプライド・魂を揺さぶられたのか(!?)、外飲み派を増やしすなばカフェは一気に県内あちこちに広がったため、2024年現在コーヒーチェーン店としては県内最大の9店舗にまでなりました。

そんなすなばカフェの米子鬼太郎空港内にある「すなばカフェ米子鬼太郎空港店」に行ってみました。
飛行機の出発や到着を待つ人が利用する小さな店舗です。
米子鬼太郎空港内にある「すなば珈琲米子空港店」は、2階の土産物店、レストランのあるエリアの最も奥にあります。
昔は違うお店が入っていたのですが、改装された後はすなばカフェになっていました。
店内奥側から出入口方向を見た画像です。人がいない瞬間に撮りました。
実は、ここ米子空港店の一番の特徴は、窓から離発着する飛行機が見えるーという点でした。
昔は飛行機を見るためにカフェに来る人もいたほどですが、ものすごく残念なことに、改装後はカフェ奥が狭くなりあまり飛行場が見えなくなってしまっていました。

それでも、平日に自衛隊の離発着訓練があったりすれば動く飛行機を楽しめるのでしょうが、この日は日曜日、定期便は出た後でしばらく皆無。
むなしくパトロール車が1台走っただけでした。
それでも、すなばカフェの人気メニュー「キャラメルウインナーコーヒー」はとても美味しくボリューミーで満足できました。^^
冬の閑散とした飛行場のもの悲しさを埋めてくれるに十分でした。
鳥取に来られる際には、鳥取県民の自虐ネタ?意地?から生まれた「すなばカフェ」をぜひ一度訪れてみてくださいね。
スマホ充電も可能です。
すなばカフェ米子鬼太郎空港店
住所:鳥取県境港市佐斐神町1634番地
電話:0859-21-5353
営業時間:8:00~17:00(~16:45テイクアウトのみ)
※木、金は10:30~17:00
※飛行場はOPEN 6:00/ CLOSE 22:00

平井伸治鳥取県知事
「鳥取にはスタバはないけどすなば(鳥取砂丘)はある」で有名なすなばカフェの詳細