「中冨記念くすり博物館」の一階の様子を紹介します。
一階の展示物は、主に海外の薬の歴史を伝えるもので構成されていました。
薬の歴史年表をはじめ、シロップ剤など薬の種類ごとの説明、調剤薬局とドラッグストアの違いを説明したパネルなどもありました。
最大の見所は昔の外国の薬局を再現した一室です。
壁一面に飾られたビン、薬を調合するための道具、薬の入れ物もお洒落でまるで映画の世界に入り込んだ感覚になりました。
あるいはシャーロック・ホームズの小説の世界のような印象も受けます。
巨大な機械の展示もありました。飲み物や食べ物と違い、テレビなどのメディアでその裏側を見る機会が少ない薬ですが、それらと同じくらい人間の歴史に欠かせないものです。年表に記載されているたくさんの人の名前を見た時、その裏の想像もできない長いドラマに思いを馳せました。