「中冨記念くすり博物館」の二階の展示を抜けると、キキョウやオケラなど生薬の原料の香りを体験できるコーナーがありました。
ビンの中に原料が入っており、蓋を開けて香りを確かめることができます。
ニンニクなど料理などに使われるものもあり、また男女問わず興味を惹かれる香りのコーナーだけあって足を止める人の姿が多く見られました。
ショウガをはじめたくさんの香りに触れると、どれ一つとっても同じものがないことに気付かされます。同じ人間がこの世にはいないように、自然界も全てのものがそれぞれ異なりそれらが共生しているのがこの世界。人間はその恩恵を受けているという、当たり前ですが大切な事実をここを訪れて改めて感じました。