金沢市が主催する観光ツアーに参加してきました。
まいどさんという金沢市内を案内する観光ボランティアさんがいるのですが、そのガイドさんと一緒に歩いて橋場町から主計町を巡ります。
橋場緑地から枯木橋から金沢蓄音器館へ
集合は、浅野川大橋詰所がある橋場緑地。目印にもなる木造の火の見櫓があります。
もともと明治の半ばまであった櫓を再現したもので、昔はもっと高さがあって立派だったそうです。
現在の高さでも十分見応えがあります。
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枯木橋から下をのぞくと川が流れています。この橋は、江戸時代には、北国街道が城下町に入る東口にあたり、門を設けて橋番人が人の出入りを管理していた場所だったそうです。
金沢城の内側と外側を分ける堀でした。
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そこから金沢蓄音器館へ。パンフレットによると、ここの初代館長さんは、昔金沢市内でレコード屋さんを営んでいた方で、その方が所蔵していた蓄音器540台、SPレコード2万枚もコレクションとベースに金沢市が譲り受け、開館したのだそうです。
今でもレコードの寄付が後を絶たないそうですが、能登半島地震のあと、さらに増えているとのことでした。
現在では、蓄音器を約600台を収蔵し、常時150台を展示しています。
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蓄音器は、電気を使わないので、今でも音を出すことが可能です。 円盤レコードの溝に針を接触させ、録音した音を再生させるので、100年前のものでも手入れをちゃんとすれば、音は聞こえるそうです。
蓄音器を聴き比べる会に参加して、エジソンが発明した蓄音器から、イギリス、アメリカの蓄音器を聴き比べをしました。
蓄音器の音は、音が優しく、セピア色なイメージです。どこか懐かしい音色でした。
かなざわカタニで金箔貼り体験
金沢蓄音器館から暗がり坂を通って主計町へ。枯木橋のところにあった金沢城の惣構が緑水苑内遺構となっています。
そこから母衣町を歩き、彦三緑地を横目に歩きながらかなざわカタニへ移動しました。
ここで金箔体験です。お皿に金箔を載せていきます。
まずは絵柄選び。種類豊富で、大人はなかなか決まりません。
子どもはサクッと決めていました。
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シールを貼って、糊を付けて、金箔を貼っていきます。
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金箔はとても薄いので、息を吹きかけないように慎重にそして優しく挟んで、お皿の上へ
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綺麗に乗せることができました。
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余分な金箔を取り除き、最後にラメをまぶして完成です!
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小学生男子、盛り過ぎましたw
こちらは和菓子を載せるお皿として使えます。
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かなざわカタニさんの向かいはお茶屋さんでした。
まだまだ知らない金沢のまち。
これからも散策していこうと思います!