全国的にも有名な出雲大社から車で約15分、出雲日御碕灯台のすぐ近くにあるのが「日御碕神社(ひのみさきじんじゃ)」です。
海に沿ったカーブ続きの山道を登るのはちょっと大変ですが、風光明媚なこの地は苦労しても一度は訪れたいおすすめの場所です。
ここでは日御碕神社を紹介します。
出雲地方に来るとタイムスリップさせられる歴史的建造物がたくさんありますが、ここ日御碕神社もその1つで出雲風土記にも登場する古いお社です。
そして現在の本殿は、三代将軍家光の命によって建造が開始されたもので、社殿や石造りの鳥居は国の重要文化財に指定されています。
最初に目にする楼門も立派です。楼門をくぐり右手の石段を上がると、ヤマタノオロチ退治で有名なスサノオノミコトを祀った「神の宮」があります。
楼門をくぐって正面の日沉宮(ひしずみのみや 日沈宮)には天照大御神が祀られています。
思ったよりも広くて立派な神社がどこをとっても華やかなのは、桃山時代の名残があるからだそうです。
日御碕神社には、神話に登場する有名な2柱、スサノオノミコトと天照大御神が祀られていますが、現在の社殿は三代将軍家光の命により1634年(寛永11年)に建造が始まり1644年に完成したそうです。
日御碕神社は、風雨がものすごく激しい日本海のすぐ際にあるので、専門家には日本で最も過酷な場所にある国指定の重要文化財だと言われています。
住所:島根県出雲市大社町日御碕455
電話:0853-54-5261
※拝観はいつでも自由
駐車場:20台
JR出雲市駅より日御碕行きバス終点下車し、徒歩1分