米子市には数々の名水が湧きだす場所がありますが、ここ「天の真名井(あめのまない)」もその1つです。

透明感がすごいです。そして1日に約2500トンもの水が湧きだすのも想像を越えています。

2023年12月に、天の真名井の老朽化した水車が新しくなったというニュースがあったので行ってみましたが、当時はまだ稼働していませんでした。

そして、2024年3月に水車が無事動き始めたというので再度行ってみました。
前回の雪景色とは全く違う春の風景が広がっていました。
山間の集落を道案内に従って進むと5分ほどで水車小屋に着きました。
緩いカーブを回ると、いきなり眼前に水車と水車小屋が現れます。
真新しい水車が大きな水音と共に勢い良く回っていました。
前回はあまり触れなかったのですが、水車小屋もきれいになっています。
この水車と水車小屋の修理費はクラウドファンディングで集められたそうです。
普段は中を見れないのですが、すでに臼が設置されています。
地元の人の計画では、この水車を利用して米を精米してそれを販売する予定だそうです。
そして、その収益を水車と水車小屋の管理修繕費にするそうです。

あとは水車の車軸と杵をつなげば、すぐに米を精米することができるそうなのでいつかその様子も見られるといいなぁ。
水車小屋の後ろに回り、少し奥に行くと水が流れ出しているところがあります。
そこから流れ出した水は、水車小屋向かいの池に流れ出しているのですが、その中を今日もニジマスが元気に泳いでいました。
餌が100円で販売されているので、希望すれば餌やりもできます。
天の真名井(あめのまない)
住所:鳥取県米子市淀江町高井谷47
電話:0859-56-3164(淀江振興課)

※「天の真名井」と検索すると直接水車のある場所に誘導されますが、集落の中を通る細くて急な道に誘導されるので、それを避けたい人は「天の真名井 駐車場」と検索することをおすすめします。