「ザリガニの鳴くところ」という小説を知っていますか?2021年の本屋大賞を受賞し、映画化もされた作品です。

舞台はノースカロライナの湿地。
小説も映画も私は大好きです。
ここはノースカロライナ…ではなく日本の岩手県。

御所湖の一角に存在する湿原です。
雫石駅から少し南下した先に、湿原の入口があります。
御所湖の湿原
遊歩道が整備されていて、ぼーっとゆっくり、思いを巡らしながら散策するのに良いです。
散策路の途中にある東屋を覗いたところ、湿原で観察できる生物・植物の一部が紹介されていました。
さらに興味がわいた場合は、湿原がどのように生まれてきたのかについても知ることができます。
東屋と湿原
天気が良くて、とても気持ち良いところでした。

雨や曇天でもまた違う雰囲気を楽しめそうです。
日本で湿原と言えば北海道の釧路湿原が有名ですが、意外と近場にも湿原はあるものなのですね。

自然の中を歩きながら頭を空っぽにする時間を持つことは、他の何かでは代用できない静かな感動と安らぎを与えてくれます。