『箱根 彫刻の森美術館』は野外展示が目玉ですが、展示されている作品たちはかなり前衛的!

時にツッコミを入れたくなったり、無限の可能性を感じたり・・・。

今回は数ある作品の中から、「人」をモチーフにしたものを4点ご紹介します。
彫刻の森といえば、この像を思い浮かべる人が多いのでは?

土偶のようなフォルムに、ステンドグラスのような配色が印象的なこの作品は「ミス・ブラック・パワー」(ニキ・ド・サンファール作)。

なるほど、確かにパワーがあって強そう!
右手にちょこんと持っている、水玉の小さなバッグがキュートです^^
男性の頭上に逆さまの女性が乗っている、
なんともシュールなこの作品・・・

そのタイトルは「ハイッ」(山本信作)!
タイトルまでもがシュールです。

頭痛そうだなぁ・・・下の男性の首が心配になります(笑)
「交叉する空間構造」(後藤良二作)。
赤と黒の人間が、手足を伸ばして連なっている不思議な作品。
「大丈夫ですか!?」と声をかけたくなるこの像は、
アントニー・ゴーリー作の「密着」。

倒れているわけではないようです。(笑)
お尻のフォルムがとっても綺麗!
今回紹介した作品は、あくまで一部です。
彫刻の森には、独創性にあふれた作品が目白押し!

鑑賞する時は、ぜひタイトルにも注目してみてください。
その作品の意図が分かると、ちょっぴり理解が深まって面白いかもしれません。