京都御所のすぐ東隣にある梨木神社(なしのきじんじゃ)は、明治維新に大きく貢献した三条実万(さんじょうさねつむ)・三条実美(さんじょうさねとみ)を祭神とする神社です。
↑ 左が御所の門、右が梨木神社の鳥居です。
梨木神社は、三条家の邸宅跡に創建されました。
境内の井戸の水は「染井の水」と呼ばれ、京都三名水のひとつとされています。
京都三名水のうち「醒々井(さめがい)」と「縣井(あがたい)」は現存せず、唯一現存する貴重な名水を求めて多くの人が訪れます。
梨木神社の境内には約500株ものハギが植えられ、別名「萩の宮」とも呼ばれます。
京都随一のハギの名所として知られ、見頃を迎える9月中旬から下旬にかけて「萩祭り」が行われます。