夏の終わりを感じる毎年9月1日~3日に富山の八尾で行われる伝統行事「おわら風の盆」。
ひがし茶屋街におわら風の盆の踊り子さんたちがやってきて、踊ります。
おわら風の盆は富山の踊りですが、踊り継承に貢献したのが、
ひがし茶屋の芸妓さんたちの流派でもある日本舞踊の若柳流だそうです。
八尾の町並みを舞台に行われる伝統行事「おわら風の盆」。
二百十日の風を鎮め、五穀豊穣を願う閑かなお祭りです。

この越中おわらの継承に大きく貢献したのが日本舞踊の若柳流。
初代吉三郎氏は「かかし踊り」と呼ばれる男踊りと、「四季踊り」と呼ばれる女踊りを振付け、現代おわらの基礎を築きました。

https://www.kanazawa-kankoukyoukai.or.jp/event/detail_52275.html

踊りで繋がった2つの町がこうして今でも交流しているそうです。
ひがし茶屋街の伝統的な町並みを、静かに踊る踊り子さんたち。
三味線と男性の野太い歌で進んでいきます。

踊り子さんたちの上品でしなやかな所作を楽しみながら夜が更けていきます。
お茶屋さんの2階から芸妓さんもお客さんと見物していて、気さくに写真撮影に応じていました。

夜の金沢の雰囲気を満喫。
一見さんお断りのお茶屋さん。
一度行ってみたい。