これは、元中3年(1368年)の話

伊集院島津家の出身で、島津菩堤寺福昌寺の住職、後伊集院妙円寺の住僧である石屋真梁(せきおくしんりょう)は、深固院を建て住民を教化していた。そんな時、大飢饉に見舞われてしまい住民は飢に苦しんだ。

石屋は落穂を拾い、籾を粉にして餅をつき、醤油をかけて焼いたものを皆に食べさせた。すると1人の住民が、
「こやなんちゅうもんごわすか」と尋ねてきた。返答に困った石屋は咄嗟に
「これはしんこだごというもんじゃ」と答えた。それに人々は感心した。
……という事があり、鹿児島で有名なしんこ団子が生まれたのです!!
しんこ団子は大好きでよく食べていましたが、こんなにも昔に生まれたものだったとは知りませんでした😲!!

現在、お寺は残っていませんが毎年11月下旬には深固院祭りを開催しているそう!
鹿児島県にはまだまだ面白いスポットが数多く存在しており、知らないこともまだまだ沢山あります。新しい発見に出会えるのはとても楽しいですね😊今度は、深固院祭りに行ってみようと思います♪



名称:幽遠山深固院跡
住民:鹿児島県日置市日吉町吉利
駐車場あり