ガーデンミュージアム比叡は、京都市と滋賀県にまたがる比叡山の山頂にある庭園美術館です。
ルノワールやゴッホ、モネといった印象派の絵画を陶板画として再現し、モチーフとなった花たちと共に展示しています。
標高約840mの山頂にある庭園からは眼下に琵琶湖の雄大な景色が広がっています。
今回は、初夏のガーデンミュージアム比叡を彩る素敵な花々を紹介します!
ガーデンミュージアム比叡の庭園
ガーデンミュージアム比叡は、市街よりも4~5度ほど気温が低く、春からなるの花々は1カ月ほど遅れて咲きそろいます。
園内には、「ローズガーデン」「花の庭」「藤の丘」「睡蓮の庭」「こもあれびの庭」「香りの庭」など、それぞれにテーマを持った庭があり、開園期間中は途切れることなく花を楽しめるように植栽されています。
ローズガーデンと花の庭
ローズガーデンは6月中旬から10月頃まで、さまざまなバラが楽しめるお庭です。
私が訪れた時は、まだバラが咲く前だったのですが、バラが満開になればさぞ美しい景色が楽しめることだと思います。
モネの自宅庭園がモチーフになっている花の庭では、アイリスやダリア、チューリップ、クレマチスなど可愛い花々が私たちを迎えてくれます。
花のトンネルを囲むように、色とりどりの花が咲き誇り、ほのかに甘い香りして、心はお姫様気分です!
花の庭の奥にはハーバリウムや押し花作りの体験ができる工房とミュージアムグッズのショップがあります。
体験工房は、土日祝限定ですが、素敵な思い出を作るのにはとってもおすすめです!

藤の丘と睡蓮の庭
藤の丘はその名の通り、藤棚にやわらかな紫色の藤が咲きます。
その前はなだらかな丘になっていて、ネモフィラが咲きそろいブルーのじゅうたんのようです。
藤の丘を下りた先にあるのが、モネの代表的な絵画「睡蓮」をイメージした睡蓮の庭。
まさにあの「睡蓮」の池、そしてノスタルジックでどこか和のテイストも入った素適な庭でした。
庭の周囲にモネの睡蓮をもした陶板画が展示されているので、是非見比べてください。
こもれびの庭から香りの庭へ
こもれびの庭は、シャクナゲが花の回廊を作ってくれます。
大ぶりで鮮やかな色彩が特徴的な花たちを見ながら、小道を歩くと、ちょっとだけヨーロッパ気分になれるかも。
香りの庭は、ハーブの草花がゆるやかな丘に植えられています。
可愛い色合いとハーブの香りでアロマテラピーを受けているみたい!
癒し効果抜群です!
ガーデンミュージアム比叡へは、叡山電鉄で向かう方法と比叡山ドライブウェイから自家用車かバスで行く方法があります。
叡山電鉄ならケーブルカーとロープウエイを乗り継いで行くのですが、私はこちらがおすすめ。
日本で最も高低差があるケーブルカーも、比叡山を見下ろしながら登るロープウエイもとっても楽しいです!
でも高所恐怖症の人は無理かも?
これからの季節は避暑地としてもおすすめのガーデンミュージアム比叡。
ぜひ一度行ってみてください!
ガーデンミュージアム比叡の基本情報
  • 住所 京都市左京区修学院尺羅ケ谷四明ケ嶽4番地
  • 開園期間(2024年)4/20~12/8
  • 定休日 木曜日
  • 入園料金 大人1200円/小学生600円(11/25~12/8はそれぞれ半額)
アクセス
最寄り駅 叡山ロープウェイ「比叡山頂」駅 徒歩1分
バス 「比叡山頂」徒歩すぐ