六孫王神社は京都駅の南、東寺から西へ5分ほど歩いたところにある神社です。
春から初夏にかけて、桜・藤の花・ツツジ・牡丹、そして6月の紫陽花と色々な花が楽しめます。
桜は特に有名で、春は多くの方が美しい景色を求めてやってきます。
春の六孫王神社
— 健治 (@niceKenji) 2023年5月12日
4月16日 pic.twitter.com/dFWXPagdvO
でも今回は紫陽花スポットとして紹介!
六孫王神社の紫陽花は、まだ知る人ぞ知る穴場なのです。
六孫王神社について
六孫王神社という少し変わった名前は、この神社にお祀りされている方に関係があります。
六孫王神社のご祭神は天照大神と八幡大神、それと源経基という実在した人物です。
源経基は、清和天皇の第六皇子の子。
清和天皇の孫ということから六孫王と呼ばれていたため、六孫王をご祭神とした神社=六孫王神社となりました。
経基はその最期に「死後は龍神となって邸内の池に住み、子孫を守る」という言葉を残したそうで、龍神の住む神社としても知られています。
その神龍池、私が訪れたときは残念ながら水が抜かれていました。
龍神様はどこにいった?
ちなみに経基は清和源氏の祖でもあったので、六孫王神社は清和源氏発祥の社とされています。
六孫王神社の紫陽花
六孫王神社の紫陽花は、一の鳥居の横に境内を囲むように咲いています。
ピンクやブルー、紫などいろいろな色の紫陽花が同じ場所に咲いていて、とても鮮やかです。
ガクアジサイも可愛いです。
別角度から見た紫陽花たちも!
六孫王神社の境内
境内には神龍池を渡った先にある拝殿・本殿や誕生弁財天社、経基の嫡男・満仲が産湯に使った誕生水(現在は2代目)などがあります。
神龍池の参道両脇には桜の木が植えられています。
春には参道を覆うように桜が咲く素晴らしい景色が!
@etokomap 六孫王神社。東寺へ行かれたら是非寄っていただきたいです。 pic.twitter.com/k5y04UMCeB
— 憂 (@pariskenon) 2014年4月5日
こちらは拝殿。
奥に見えるのが本殿です。
境内の北側、本殿に向かって参道の左にあるのが弁財天社と誕生水です。
東寺の近くにありながら、とても静かでゆっくりと参拝できる六孫王神社。
東寺にお参りの際にはぜひもう少しだけ足を延ばして、六孫王神社へ行ってみてください。
六孫王神社の基本情報
・住所 京都市南区八条町509
・境内自由