山形県高畠町にある「瓜割石庭公園」は、大正12年〜平成22年まで採石されていた場所です。
閉場するまでに、多くの職人がツルハシなどで上から下に向かって採石していたとのこと。
人の手によって作り出された独特な雰囲気と、浸食の影響でグラデーションがかかった約30mの石壁は、写真映えのスポットとして人気が高まっています。
また反響の良さからライブ会場としても使用されるほか、そのロケーションの良さから写真撮影会場としても使用されています。
大きな石壁に囲まれた景色は圧巻の迫力ですが、不思議と圧迫感はありません。
ほぼ水平の石壁を見ると、職人たちの技術を感じられますね。
切り出された石は「高畠石」と呼ばれ、建物の基礎や民家の石塀などに広く使われているとのことです。
町内には、平成28年に国登録有形文化財に登録された、高畠石で造られた旧高畠駅舎が現存しています。
ぜひ瓜割石庭公園と一緒に訪れてみてください。