兵庫県相生市若狭野町野々、市立若狭野小学校の通りにある「若狭野天満神社」は、700年の歴史がある菅原道真公、及び天忍穂耳命の二神を祭神としてお祀りする神社(天満神社)です。
また「あじさい神社」とも呼ばれており、神社に咲く“あじさいの花”が有する魔除け・厄除けの御力により、魔除けの神社「魔除け天神」(まよけてんじん)としても知られているそうです。

隣の赤穂市とも縁が深いのか、神社の拝殿の上部には大石内蔵助と大石主税の絵が掲げられていました。
そしてびっしり四十七士の絵も。
とてもご縁を感じます。
また天満神社の本殿脇には、海(水)の神様である少童命(わたつみのみこと)をお祀りする龍王神社(りゅうおうじんじゃ)が鎮座し、商売・金財運、勝負・武運、家運・子孫繁栄の神様として崇められています。
おみくじやお守りもご利益がありそうですね。
菅原道真公に縁のある牛の像もあります。
そして梅雨の時期には見事な紫陽花が咲き誇り、紫陽花目当てに来られる参拝者も多いのだそうです。
境内右横には色とりどりの紫陽花が迎えてくれます。魔除けということで、目にも心にも優しく力強く佇みます。
左下のエリアには150株の紫陽花を育成しています。
若狭野天満神社は、あじさいだけでなく、紅葉や桜、鶯や山鳩といった種々の鳥、蝉など、四季折々の自然が満ち溢れており、神社の厳かな雰囲気と相まって、訪れる人の心を癒してくれるということですよ。

駐車場は鳥居の下にもありますが、境内までくるまで上がっても来れるので、足に自信がなくても大丈夫ですよ。