関東地方は梅雨明けのようですが、東北地方はいつ頃になるんでしょう。
ところで「夏詣(なつもうで)」ってご存知ですか?なんでも元旦から半年の無事を感謝し、大晦日までの更なる平穏無事を願う夏の参詣のことのようです。どんなイベントにするのかは神社によって異なるようで、例えば竹駒神社なら6月30日の「夏越(なごし)の大祓(おおはらえ)」の翌日、7月1日から8月31日までの開催で、期間中、境内には涼やかな厄除け風鈴の音が響き、限定の御朱印やお守りが販売され、夜にはライトアップもあるそうです。詳しくはHPをご覧ください。
さて、朝の涼しいうちに一番電車に乗ってでやって来たのはJR岩沼駅(いわぬまえき)。仙台駅からは東北本線で20分ほどの場所です。この駅を基点にして「竹駒神社」及び「金蛇水神社」にアクセスできます。
「岩沼駅」から竹駒神社までは歩いても行けますが。15分以上かかるので酷暑の日などは結構大変でした。ところが岩沼市では大がかりな市民バスなどの交通の整備を行いまして令和6年3月から「市内循環バス」が駅の東と西にそれぞれ設けられました。少々遠回りにはなりますが一律200円で「竹駒神社前」バス停まで行けるようになりました。加えて「岩沼AI乗合バス」の運行も始まっています。LINEでバスの予約ができるらしいですよ。
「竹駒さん」と呼ばれ親しまれている竹駒神社の創建は承和9年(842年)。人が生活するうえで欠かせない衣食住を司る三柱の神様~稲作・農耕・商工業の神である倉稲魂神(うかのみたまのかみ)、五穀豊穣・食物の神である保食神(うけもちのかみ)、養蚕・生成発展・縁結びの神である稚産霊神(わくむすびのかみ)~が祀られています。
参道の入り口にはこれ絶対インスタ映え狙ってますよね的なピンクのハートが存在感を醸し出しております。
風車も一斉に回りだします。
江戸風鈴の数は約1200個ほどあるそうです。コロロンコロロンと江戸風鈴が一斉に音を立て、風車が回るさまは、何とも涼し気。
花手水は紫陽花と向日葵。涼しさを演出したいかにも夏らしい色合いですねえ。
竹駒さんはグッズの可愛さでも有名なんです。絵馬やおみくじも持って帰りたくなる可愛らしさ。夏詣期間限定の御朱印もあるそうです。
境内には道の駅をイメージしたという「たけこま市場」や地元で人気のラーメン屋さんもあるので、買い物も楽しみたい方は暑さ対策をして社務所や市場が開く10時以降にお出かけくださいね。
【おまけ情報】
ちなみに町のあちこちで仕事をしているこのメガネ男子は「岩沼係長」と申します。岩沼市の公式マスコットキャラクターなんですよ。