毎年7月の終わりには、下鴨神社で「みたらし祭」が行われます。
境内にある御手洗池の冷たい水に足を浸し、燈明をお供えして一年の無病息災を祈るお祭り。
土用の丑の日の前後10日間がお祭り期間にあたります。

京都の様々な行事の中でも、私はこの「みたらし祭」が一番好きです。
ろうそくを持って輪橋をくぐり、御手洗池に入ります。
御手洗池の水は、真夏でもびっくりするくらい冷たいです。
特に朝は本当に冷たいのですが、朝にこの神事に参加すると、とても清々しいのでおすすめです。
燈明をお供えした後は、池から上がってご神水をいただきます。
以前は無かったように思いますが、自分で水を汲めるところもできていました。
最後は井上社へお参り。
井上社には、罪や穢れを祓う瀬織津姫が祀られています。
昨年の厄を落として、ここから一年、また健康で過ごせますように。

週末を中心に、糺の森には露店も並んで賑わいます。
祇園祭に比べると地元の人が多い印象ですが、素敵なお祭りなのでぜひ訪れてくださいね。

下鴨神社 みたらし祭りの情報
京都市左京区下鴨泉川町59
開催日程:土用の丑の日の前後10日間