コーヒーを飲みながら趣味に没頭する時間は、とっても贅沢でご褒美感のあるひととき。今回は読書や雑貨が好きな方におすすめの、ブックカフェのご紹介です。佐賀市南部、ほぼ隣県、福岡の大川市寄りになります。
田んぼや住宅が続くのどかな道を行くと辿り着くこちら。佐賀市蓮池町にある、「PINEBOOKS COFFEE」。以前は佐賀市の中心部、大財エリアにありましたが、昨年3月にこちらに移転しました。もともとはカフェというより、会社事務所機能がメインで、ドリンクはドリップコーヒーくらい。その後、本格的なカフェとしての営業を追求し、ドリンクやフードの充実化、ブックカフェというコンセプトを定め、改めてスタートを果たしました。
入ると奥にカウンター、中央に雑貨、奥にテーブル席や本棚が並びます。まずはカウンターで注文、精算から。
ドリンク、軽食、スイーツ。セットで値引きもあります。
ドリンクは「カフェ・オ・レ」(490円)を。スイーツは「1番人気ですよ」と教えていただいた、「本屋のテリーヌと自家製バニラアイス」(700円)を注文しました。何だかアートな見た目!
テリーヌの味わい方について、メモが添えてあります。時間の経過とともに味わいが少しずつ変わってくるのだとか。筆者は最初の2口、提供からすぐにいただき、その後、よりまろやかで甘みの引き立つ段階になって、ゆっくりアイスと絡めていただきました。アイスはバニラビーンズが散りばめられ、さくっとした食感もある本格自家製アイス。これは贅沢~!
そして店内のレイアウトが可愛く、背景も絵になります。本は少しずつ入れ替わる“循環型”だそうで、ジャンルもさまざま。全てお店で買い取ったものが並んでいて、来店すると本を読みながら過ごせるほか、中古価格で買い取ることもできるんです。
ちょこっと読んで気に入ったものは、またお家でゆっくり読んだり。好きな本に出会えるきっかけにもなりそうです♪
また、じっくりと自分の世界に入り込める空間ながらも、それぞれが会話も楽しめる、カジュアルな雰囲気なのもポイント。静かすぎないのがまた良いのかも。筆者も気になる本を選び、ゆっくりコーヒータイムを味わいました。吸収し、インプットしながらも、癒やされて疲れが抜けて行く感じ。平日営業のみとのことで行くタイミングを掴むのが難しい方もいると思いますが、ふと自由な時間ができたとき、ぜひふらっと立ち寄ってほしいお店です。