平安時代中期の貴族社会を舞台に紫式部の生涯を描くNHK大河ドラマ『光る君へ』。8月4日の放送では、のちに「和泉式部」となる「あかね」が登場しました。
紫式部と同じく中宮・藤原彰子(しょうし)に仕えた和泉式部は、紫式部の同僚にしてライバルともいえる人物です。
京都の奥座敷・貴船に鎮座する貴船神社には、和泉式部が願掛けしたというエピソードが残ります。
紫式部と同じく中宮・藤原彰子(しょうし)に仕えた和泉式部は、紫式部の同僚にしてライバルともいえる人物です。
京都の奥座敷・貴船に鎮座する貴船神社には、和泉式部が願掛けしたというエピソードが残ります。
貴船神社は縁結びの神としても知られ、島根の「出雲大社」、石川の「気多神社」とともに「日本三大縁結び神社」とされています。
恋多き女性だったと伝えられる和泉式部は、貴船神社で願掛けをし、離れてしまった夫の心を取り戻したと伝えられています。
このときに詠んだ歌が後拾遺和歌集に収録されており、境内には歌碑が建てられています。
このときに詠んだ歌が後拾遺和歌集に収録されており、境内には歌碑が建てられています。
貴船神社の周辺には料理旅館が立ち並び、夏は貴船川の上に川床が設置されて京都の夏の風物詩となっています。川床の体感気温は京都の街中より10度低いといわれており、避暑にもおすすめですよ。