西本願寺には主要な建物以外にも、重要文化財などに指定されているものがあります。
更なる見どころをご紹介しましょう。

まずは前回も公式から拝借した境内図。
これを見ると境内の外に書かれているものもあります。

まずは御影堂門から入ってすぐにある目隠塀(めかくしべい)
門の外から見ると中が丸見えにならない位置にあります。
他の建物などと比べると小さいですが、こちらも重要文化財です。

そして目隠塀のすぐ後ろにある・・・
樹齢400年と言われている「大銀杏」「噴水」です。
過去に西本願寺で火災があった際に、この銀杏から水が噴き出し消火したという言い伝えがあり、傍にある噴水はそのイメージだと思われます。

大銀杏は京都市の天然記念物に指定されています。

そこから少し北の方へ行くと「手水舎」
水が出るところに龍が施されています。
小さく見えますが結構大きくて、こちらも重要文化財に指定されています。

え?手水舎が重要文化財?

そんなことを考えていたら突然境内に大きな鐘の音が!
前回のブログで書きましたが、御影堂と阿弥陀堂を結ぶ渡り廊下があるのですが、その奥にたぶん関係者用だと思われる廊下があったのです。

そこに鐘があったのは見ていたのですが・・・
音はここから聞こえていました。
お寺の方が物凄い勢いで叩いておられました。
時間はちょうど12時頃だったと思います。

関係ないけど、こちらのお坊さん若いイケメンが多かった。
最近は坊主頭じゃないんやねぇ。

鐘が終わったので、その奥の建物へ。
「安穏殿(あんのんでん)」「経蔵(きょうぞう)」です。

ちなみに経蔵とはその名の通り大蔵経(一切経)が納められています。
こちらも重要文化財に指定されています。

隣の安穏殿の1階はブックセンターになっていて、お寺関係の書物が買えるのです。
3階では申し込めばどなたでも結婚式ができます。

経蔵の右奥に太鼓楼(たいころう)があるのですが、こちらは外からの写真で。
正面は「御成門(おなりもん)」、右に見切れているのが太鼓楼です。

当日に勘違いをしていて、門がすでに太鼓楼だと思っていました。
本当は右側だったので、ちゃんと映っていません。すみません。

この御成門も太鼓楼も重要文化財に指定されています。

さてここまでが境内です。
最初の地図でいうと下になりますが、方角で言うと東に「本願寺伝導院(ほんがんじでんどういん)」があります。
レンガ造りのおしゃれな建物です。

僧侶の教育や指導のための建物ですが、過去には仏教の研究施設や病院も入っていたそうです。
こちらも重要文化財となっています。

寺院以外の建物なども重要文化財に指定されているとは!

結構ご紹介しましたが、まだ書けていないものが・・・
西本願寺ばっかりも何なので、一旦他の所を挟もうと思います。


よければこちらもご覧ください。


西本願寺
住所:京都府京都市下京区堀川通花屋町下る本願寺門前町
拝観時間:5:30~17:00
拝観料:一部有料あり
その他:お車でお越しの際は境内北側駐車場をご利用ください。(駐輪場もあり)