広島県竹原市の忠海港から船で約15分の所にある周囲約4kmの大久間島。
かつて毒ガス工場があったことから「地図から消された島」と呼ばれていました。
現在は国立公園に指定され、約500~600羽ものうさぎが棲息することで知られており、国内外を問わず多くの観光客が癒しを求めて訪れています。
島内には、宿泊をはじめ、温泉、ご当地グルメなどが満喫できる休暇村大久野島や毒ガス資料館、大久野島ビジターセンターといった施設があります。休暇村大久野島では、キャンプやサイクリング、テニス、釣りなども楽しむことができ、夏には海水浴場や屋外プールもオープンします。
私が訪れたのは夏真っ盛りの晴れた暑い日。
ビジターセンターでは環境の為、エアコンがなく、暑かったです。
涼を求めて入った「毒ガス資料館」(入館料:150円)は涼しかったですが、涼を求めて入った施設で思わず、この島で行われていた毒ガス工場での生活や出来事に触れ、学びになったのと同時にこの島のことを知ることが出来て見方も代わり感慨深かったです。
今では自然豊かで瀬戸内海の美しい自然の中でうさぎとふれあいながら、のんびりとした時間が過ごせる島ですが、島を訪れる時はぜひ、レジャーだけではなく島の歴史を知るともっと充実した濃い時間を送れると思います。
ほぼ全島域が環境省所有の国有地で、民家は存在せず、全員休暇村の従業員です。島内の一般車での入場は不可となっているようです。
この日は滞在時間が限られていてあまり奥の方まで行けませんでしたが、次に訪れる時は、ゆっくり回りたいと思います。

島内に沢山いるウサギのエサはセンターで売っているようですよ。ごみは責任をもっと持ち帰りましょう。