大阪府東大阪市出雲井町にある「枚岡神社」。大阪ドライブの際に立ち寄ってみました。
枚岡神社の創祀は、皇紀前まで遡り、初代天皇の神武天皇が大和の地で即位される3年前と伝えられています。
神武御東征の砌、神武天皇の勅命を奉じて、天種子命(あめのたねこのみこと)が平国(くにむけ)(国土平定)を祈願するため天児屋根命・比売御神の二神を、霊地神津嶽(かみつだけ)に一大磐境を設け祀られたのが枚岡神社の創祀とされています。
想像以上に古くからある神社のようです。
参道や、神社の中の道は夏の暑い中でも冷気が漂い、神聖な空気が流れているようです。
長い階段を上がると拝殿があります。
古くは枚岡社・枚岡大明神・平岡社・平岡大明神などといわれていた時代もあるそうで、枚岡は「ひらおか」と読み、その名前のおこりは、
一、 山嶺平夷の所に創建せられたるより平岡と称せし
一、 社地より南方は概ね平坦にして小高き岡なりしが故称せし
とあり、ひとひらの岡が地名となり社名となったといわれているのだとか。
拝殿左には、社務所があり、御朱印をいただけたりお守りやお札がいただけます。東大阪らしくラクビーボールがあるのにちょっとほっこりします。
鯉にエサをあげられるというので、鯉のエサを購入し、拝殿右奥の池へと行ってみます。
鯉がいました~。水の美しさに感動しながら、エサを差し上げる感覚。
本殿へは40分くらい歩くようです。みなさんそのために来られたので、歩かれていましたが、時間がなかったので断念。
行かれたら絶対にぐるりと回ってみてください。

広い境内の由緒ある神社。一言願いが有名のようで叶えたい願いがある場合は、時間をかけて神社を参拝して強く願ってみてください。
古の神が聞き入れてくださることでしょう。