別府には岡本太郎の作品が人知れず公開されています。地元の人間も知らない人は多いですが、別府市のHPにはきちんと紹介されています。別府駅のホームから見えるところにあるので、おや?と思った方もいるかもしれません。
1969年にこのビルのオーナーが建設記念に、大阪万博で「太陽の塔」を作成中の岡本太郎氏にお願いをして実現したのだそうです。
近くで見上げるとその迫力がわかります。枠からはみ出たようなヒトの腕も型にはまらない岡本太郎の作風を思わせます。
貼られてるタイルは、岡本太郎が滋賀県まで出向いて仕立てた信楽焼でできています。サインもしっかりと入っており、本物がこんなに身近でみられるとは驚きです。
別府駅西口(山側)を出て、坂道を少し上がったところにあります。本当にひっそりと存在してますので、注意していないと見過ごしてしまいます。
別府を訪れた際にはぜひ探してみてください。特に電車で来られるときはチャンスですよ。