「えべっさん」と呼ばれて親しまれる京都ゑびす神社は、鎌倉時代の初期に建仁寺の鎮守杜として建てられた神社です。
お正月明けて1月10日を中心に行われる「十日ゑびす」の大祭は、今でも大切な行事として扱われています。
私はまだその日に訪れたことはありませんが、いつも賑わった様子がテレビで放映され、年明けの風物詩という感じです。
ふだんは静かな神社です。
鳥居の真ん中に恵比寿さまのお顔があるのですが、逆光で隠れてしまいました。

建仁寺を建立した栄西が、日本に渡る際に守ってくれた恵美須さまを主祭神にしたのだそう。
兵庫県の西宮神社と大阪府の今宮戎神社と並び、日本三大えびすと呼ばれています。
ここの手水者の龍は、なかなか渋い雰囲気ですね。
本殿をお参りしたあと、左手に周り、トントンと叩く場所があります。
恵比寿さまの肩を叩いてお参りするという意味があるのだそう。
境内を入ってすぐ右手には、財布塚と名刺塚があります。
それぞれ古くなった財布や名刺を納めると、財布供養と名刺感謝祭で供養してもらえるとのこと。
ぜひ覚えておきたいですね。

京都ゑびす神社の情報
京都市東山区小松町125