明治時代、煙草王と呼ばれた実業家・村井吉兵衛によって建てられた京都の迎賓館「長楽館」
以前、外観だけ投稿したことがありますが、今回はカフェに寄りました。
11:00の営業前ですが、すでに待っている人もいました。
長楽館にはカフェ、アフタヌーンティー、レストランとありますが、今回は予約なしで気軽に行けるカフェへ。
開店の少し前に中へ入れていただき、1階のソファーに座って案内を待ちました。
「長楽館」という名前は、初代総理大臣の伊藤博文が付けたそうです。
ちょっと見づらいのですが、上の写真に、伊藤博文による扁額が飾られています。
カフェに使われている部屋は、球戯の間・喫煙の間・美術の間・鳳凰の間・接遇の間・貴婦人の間の6つ。
今回は、美術の間に入りました。
あじさいの絵は、京都出身の画家・中村白玲によるもので、この絵に合わせて部屋のインテリアが整えられたそうです。
絵に部屋を合わせるって、とっても優雅ですね。
窓格子も素敵です。
窓の外は円山公園、そして借景の東山が見えます。
オリジナルミックスジュースを頼みました。
外が暑かったので、ごくごくと飲んでしまいました。
煙草王にちなんだオリジナルコースター。
1階のショップで販売されているようでした。

午後は混雑するかもしれませんが、昼前のカフェはゆったり過ごせておすすめです。
朝、円山公園あたりをお散歩して立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

デザートカフェ長楽館の情報
京都市東山区八坂鳥居前東入円山町604
営業時間:11:00~18:30