ラーメン屋は家族連れにも行きやすいイメージが強いですが、はたまた、職人気質の貫禄あるタイプもあるような。子ども連れなので前者に行くことがほとんどですが、とある日のお昼、思わぬ1人時間ができたので、こちらに…!
「黒豚とんこつ のんぶー」。実に5年ぶりくらい!ちょこちょこ居酒屋に行っていた時期は前を通ることもあり、ふらっと寄ってみたり。というのもこちら、カウンターの6席のみ。これはコロナ禍以降かわかりませんが、「黙食」の貼り紙もあり、黙々と食べる雰囲気。だけどこの雰囲気がまた良い!
麺はなんと、6種類。ラーメン(細麺)、長浜(極細)、佐賀(中麺)、久留米(太麺)、尾道(平打ち麺)、唐辛子麺。ラーメンの代表格と思えるエリアが名前となったラーメンたち。そして最後の唐辛子麺は見た目も赤めのピリ辛タイプ。これもまた人気のようです。珍しい。
みなさん黙々と食べています。まず席につき、注文。セルフのお茶を注いでいる間にラーメンが運ばれてきました。
湯気にのって香ってくる豚骨スープ。チャーシューはもも肉を使っているそうで、どちらかというと肉肉しいタイプ。
極細麺が恋しくなり、「長浜ラーメン」(700円)を注文。スープは淵に少し泡がついています。色の濃さはやや濃いめ。
極細ストレート麺は、つるっとすすれる軽さで、程よくスープが絡みます。
スープは飲んでみると思ったよりあっさり。一口目でガツンとコクが広がりますが、後味は控えめ。濃いけどしつこさがないので、れんげで飲むスピードもあがる。
食べるのが遅めの筆者も、なんと10分ちょっとの滞在でした。「目の前の一杯にまっすぐ向き合う時間」という空間で、食べることに全集中できる雰囲気と、お店のオペレーションのスムーズさに感服。回転率も高いので、少しの待ちなら諦めずのがおすすめ。呑みの締めにもぴったりな立地にあるので、夜も賑わいそうです。
【黒豚とんこつ のんぶー】
場所:佐賀市呉服元町2-2
営業時間:11:00~14:00
     22:00~25:00
定休日:日曜日、祭日夜