上京区にある阿弥陀寺は、織田家と縁の深い清玉上人が開いたお寺です。本能寺の変の後、清玉上人が信長の遺体を運び出して阿弥陀寺に埋葬したと伝わっています。
、阿弥陀寺は信長が眠る寺として大正時代に公認されました。
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元々は塔頭が13もある広大な敷地のお寺だったそうですが、秀吉の改革によって移転し、縮小しています。
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ふだんはほとんど観光客も訪れない静かな境内。
毎年6/2の信長忌には本堂が公開され、信長の木像や本能寺の変で使用した槍先を見ることができるそうです。
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本堂の左側から墓地に入れます。
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こちらが信長公の墓。
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そのほか、森蘭丸や信長の息子のお墓も並んでいます。
大きな歴史の出来事に関わるお寺がひっそりとあるなんて、京都はやっぱりすごい場所ですね。
阿弥陀寺の情報
京都市上京区鶴山町14