北淡(ほくだん)震災記念公園 野島断層保存館
観光・その他 兵庫県淡路市小倉177   [地図]
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コマリん
2023-06-10 15:59
淡路島西海岸ドライブ②【北淡震災記念公園 野島断層保存館】
趣味・カルチャー 兵庫県・野島断層保存館
趣味・カルチャー 兵庫県 野島断層保存館
阪神淡路大震災…。

30年たった今もあのときの衝撃、なくなった友人のこと、変わってしまった街の様子、
1.17は忘れられない日となっています。

でも人と防災未来館の仕事をしても、あの日のことがニュースで流れても、東日本大震災や熊本大地震があってあの衝撃が蘇っても、どうしても1.17に関係するものに近寄れなかった自分がいます。

でも今地域の自主防災組織の避難所運営に関わり、地域のコミュニティの各組織に所属し、一部会長も務める立場になって、そしてPTA会長の経験を通して、地域財産を守ることの重要性をひしひしと感じるようになりました。

地域財産とは人・物・歴史であり、今の子供達を守りしっかりと伝え、後世に残していく事が重要になってきます。

そんな地域財産の存続の模範例であり、あの日のことをいい意味でも悪い意味でも伝えてくれる施設でもあり、さらに後世にしっかりと伝えていく施設である
北淡震災記念公園 野島断層保存館】にやってきました。

入場料は高めですが、絶対に一度は足を運ぶべきです。
あの日の阪神高速道路の衝撃が蘇ります。

施設内はこういった、震災直後の映像や写真、イメージしたオブジェ等で構成されていますが、断層とはなにか?それがあるとどうなるのか?地震のメカニズムは?など
学習にも役立つプログラムが用意されています。
まずはしっかりと断層・活断層について解説してくれています。

断層とは、地下の地層もしくは岩盤に力が加わって割れ、割れた面に沿ってずれ動いて食い違いが生じた状態を言う。 断層がずれ動く現象を断層運動と言う。』とのこことで、つまりは断層がある地域では地震の発生の影響で、断層運動が起こり、その影響を受ける可能性が高いということです。

そして、その動いた断層とその影響が土地や建物にどう及んだのかをそのまま残しているのが、この施設の大きな売りです。
上の写真の隆起しているところが断層運動の後で、下の写真がその影響で分断されたコンクリート製の塀をそのまま残してあります。

この建物は断層の真上に建っていて、当時もかなり話題になったらしく、現在そのままの姿で残され施設内の展示物として一般公開されています。
地震直後の部屋の様子もそのまま残されています。
今後かならず来るであろう南海トラフ地震
近頃頻繁に起こっている小中規模地震…

不安を煽るわけでも
誇張するわけでもなく、
今後大地震は必ずきます。

その時にどう動くべきか?どう考えるべきか?

準備と備えがすべてを決めます!

仕事でも同じ『段取り一番、準備がすべて』
私は営業職ですが、契約率は80%以上を超えています。
なぜなら準備ができているからです。段取りができているからです。

地震発生時の対応、準備、行動計画…

今からでも遅くありません。

ぜひ備えておいてください。
Success!