サガ・ビネガー
お土産・特産品
佐賀県佐賀市嘉瀬町1969−3
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佐賀で190周年続くお酢屋さん。飲む“果実酢”って?
グルメ・お店
佐賀県・佐賀市・古湯・熊の川
調味料の一種、というイメージで留まりがちな“酢”。実は味わい方はさまざまです。
飲用や料理にも使える酢を求めて…佐賀市嘉瀬町にある「サガビネガー」の本社酢蔵内にある直売所に行ってきました。
昔は右近酢という社名でしたが、佐賀発祥、そして地域に馴染んだお酢屋さんとしての定着を図るため、「サガビネガー」に社名変更しています。車道からの目印になる看板はこちら。
商品棚にたくさんの酢が並んでいます。これでも全商品ではないそう。奥のサーバーでは、人気の果実酢を試飲できます。最初、「果実の甘さと酢はどんな感じで混ざるのかな」と思っていましたが、飲んで納得!酢は尖った風味がなくまろやかで、果実の甘みを引き立てつつ、程よい存在感を放っていました。
桃やぶどう、梅、りんごなど様々な種類がありました。ぶどうとも迷いましたが、試飲して美味しかったので今回は桃を選びました。
おもしろかったのがこちらの「梅酢漬け」。梅酒と同じような容器で、同じような見た目。しかし中は酢!左は今年、右が2年前に漬けたもの。見たらわかるとおり、梅が下にだんだんと降りて沈むと飲み頃です。さっぱりの梅酢漬け、水と割って飲むと美味しそうです♪
普段使いの酢も、玉ねぎやりんご、大豆など…たくさん種類がありました。特に大豆を使った商品には、熱中症予防になる成分があると大学の研究で発表されたそうです。ただでさえ猛暑で食欲減退する夏。さっぱりした酢だと食べやすいですし、酢をいれると塩分を抑えることもできるので、辛い物やスポーツドリンクなど食べたくなる真夏の塩分過多にも良いですね!
「玄米黒酢」(907円)と「飲む果実酢 もも バーモント」(1,047円)を購入。
玄米黒酢を使って鶏むね肉と野菜の黒酢炒め、きゅうりとわかめの酢の物を作りました。炒め物は少しの塩と黒酢だけで十分!他に味付けいらずです。
そして真ん中は水で割った「飲む果実酢」。さっぱりとした甘さで、飲むとリフレッシュできます。ヘルシーなので、ジュースばかり飲みたがる子どもたちのおやつにもおすすめ。牛乳で割ると飲むヨーグルトのようになって、それもまた美味しいです♪