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氏神様をご存じですか?地域を守るありがたい神様。
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趣味・カルチャー
山梨県・甲府市
あまりのネタの無さにネパール人のカレー屋で記事を書いて以来、約2ヶ月ぶりの投稿になります。。。(笑)
それはさておき、「氏神(うじがみ)様」というのはご存じでしょうか。
「氏神」とは、その土地を守ってくれている神様のことです。どこの土地にも必ずこの氏神様が祀られている神社があります。各都道府県の神社庁に問い合わせると自分の住んでいる地域の氏神神社がどこか教えてくれます。
氏神と似たものに、「産土神(うぶすながみ)」というものがあります。産土神は、自分が生まれた時の住所がある地域を守っている氏神様のことです。
つまり、山梨県〜市〜町に親が住んでいる時に生まれたら、その〜市〜町の氏神様が産土神ということになります。
ですが、多くの人は引越しをして住む土地は変わります。そうすると土地が変わるので当然氏神様は変わります。ですが、産土神様は一生変わりません。
話は長くなりましたが、今回は常日頃参詣している私の氏神神社についてご紹介します。
氏神神社は地域を守っている神様なので、本当にマイナーな神社が多いです。
いつもここを通って参詣します。これでも一応、県庁所在地(笑)
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左手の方に、神社が見えます。
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自宅からものの徒歩10分程で私の氏神兼産土神様が祀られている「八幡神社」に到着しました。
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こちらの神社には、誉田別命(ほんたわけのみこと)という神様が祀られています。別名「品陀和氣命(ほむだわけのみこと)」とも言います。
実はこの神様、第15代「応神(おうじん)天皇」だとされており、文武両道の八幡神として信仰されています。戦場面が出てくる時代劇では「八幡大菩薩」と書かれた旗がよく登場しますが、これはまさにこの応神天皇こと誉田別命を信仰している証。
いつも通り、日頃の感謝をお伝えさせていただきました。私は神社でお願いごとはせず、日常の感謝とありがとうをお伝えするだけです。
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この石碑にはこの神社の歴史が書かれていますがちょっと読み取りづらいです。
「八幡宮竜王下河原村、社地百九拾貮坪、富竹新田の地内にあり、除地なり。西八幡村神主兼帯す」「八幡宮除地、貮拾間拾六間(三二〇坪)、社地、巨摩郡竜王下河原村鎮座、祭神品陀和気命、祭礼九月朔日」的なことが書かれています。
実はこの八幡宮、昭和53年、近くを走る中央高速道路を作るため現在の地に移転されたということで、本来はもっと南の方にあったらしいです。
神社に来たついでに、この近くにある「龍源寺」という超マイナーすぎるお寺に軽く寄ってきました。
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正直マイナー過ぎて何も情報が出てきませんでしたが、確実に江戸時代から続いているお寺のようです。当時からこの地域に親しまれていたことでしょう。
知名度の高い神社もいいですが、皆様もぜひご自分の住んでいる地域の氏神神社やご自分の産土神様を参拝してみてはいかがでしょうか。なかなかいいものですよ。
では、久しぶりの投稿はこれにてっ!