武家屋敷 寺島蔵人邸
観光・レジャー
〒920-0912 石川県金沢市大手町10−3 史跡寺島蔵人邸
[地図]
武家屋敷 寺島蔵人邸のお庭を眺めながらお抹茶で一服 金沢の森八本店近く
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石川県・金沢市
寺島蔵人邸(てらしまぐらんどてい)は、森八本店の裏側にひっそりとある、建物です。
寺島邸がある大手町は江戸時代は武家屋敷が並ぶ中級武士の居住エリアでした。
1974年に金沢市指定文化財史跡
1976年寺島啓氏が一般公開を開始、
1988年に寺島氏のご厚意により土地・建物・伝来の所蔵品を金沢市へ寄付
1994年に金沢市指定文化財歴史資料となっています。
お庭が本当に広い!!
池泉回遊式(ちせんかいゆうしき)の庭園が広がり、
春はドウダンツツジの開花、初夏の新緑、
秋の紅葉、冬の雪景色と四季折々楽しめるようになっています。
お庭は草木の根がはっているので、飛石の上を歩いて庭園を散策できます。
有名なのが、樹齢300年以上のドウダンツツジ。
春に開花、秋に紅葉する様は圧巻です。
池は水のない枯池で、庭園の名称「乾泉」の由来となっています。
庭内に配置された飛石や石橋などは地元の戸室石や滝坂石を用いています。
素敵なお庭を眺めているだけでも、癒されます。
お茶室で350円でお抹茶を飲むことができます。
お茶碗は、寺島蔵人邸の庭園の名称「乾泉」が入っているオリジナルです。
お菓子も家紋が入ったオリジナルでした。
寺島蔵人は加賀藩中級武士で、各奉行で農政や財政の実務を担いました。
藩政を批判し、罷免されたことのありましたが、十二代藩主斉広が設置した親政機関に復帰。その後、斉広が急死し、万民のための藩政と人材育成を訴えた口達書を提出しますが、罷免されてしまいました。
以後は藩政に復帰することなく、蔵人の年寄政治批判は徐々に同調者を集め、蔵人に流刑を申し渡し、天保8年(1837)蔵人は能登島へ送ら、そこで病のため生涯を閉じました。
画家としても名を残していた蔵人。
文化人との交流もあり、才気にあふれた様子を垣間見ることができます。
藩政を批判し、罷免されたことのありましたが、十二代藩主斉広が設置した親政機関に復帰。その後、斉広が急死し、万民のための藩政と人材育成を訴えた口達書を提出しますが、罷免されてしまいました。
以後は藩政に復帰することなく、蔵人の年寄政治批判は徐々に同調者を集め、蔵人に流刑を申し渡し、天保8年(1837)蔵人は能登島へ送ら、そこで病のため生涯を閉じました。
画家としても名を残していた蔵人。
文化人との交流もあり、才気にあふれた様子を垣間見ることができます。
【施設情報】寺島蔵人邸
住所:金沢市大手町10−3 史跡寺島蔵人邸
TEL:076-224-2789営業時間:9:30~17:00
入場料:310円
※お抹茶料は350円