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人形師の工房@横浜人形の家

趣味・カルチャー
神奈川県・横浜
『横浜人形の家』の3Fには、人形制作の工程や職人による匠の技を見られるコーナーがあります。
その名も、「人形師の工房」。

ここで紹介されているのは、日本人形とヨーロッパのビスクドールの制作工程です。

ショーケースの下の引き出しを開けると、組み立て前の人形の部品などを見ることができます。
これは日本人形の眼ですね。
真っ黒な瞳のイメージでしたが、実際は結構茶色がかっています。

装飾品や小物。
扇は開くこどができたり、足袋にもコハゼ(くるぶし横の留め具)がついていたり、全て本物同様に作られています。

肌色の塗料は、イオウとスオウを原料としているようです。
胡粉(白色塗料)→肌色に調合した胡粉→化粧の順で色をつけていきます。
ベースメイクをしてから、ポイントメイク・・・私たちのメイクの手順と同じですね^^
職人がいかに精魂込めて人形を仕上げているか伝わってきました。
「人形師の工房」は、技術の素晴らしさはもちろん、深い愛情を持って作られていることがわかるコーナーです。