三条で土下座をしているあの人 いったい誰で、なんで土下座してるん?
京阪三条駅近くにあるこちらの像。“土下座像”という通称で知られ、三条エリアにおける待ち合わせの定番ですが、これが誰で、何を表しているのかを知る人は京都にもあまりいないようです。 この銅像の人物は、高山彦九郎といいます。 実はこの像は、土下座をしているわけではありません。 高山彦九郎は江戸時代後期の武士で、勤皇の思想家。林子平、蒲生君平とともに「寛政の三奇人」の一人とされています(ちなみにこの場合の「奇」は「すぐれた」という意味)。吉田松陰をはじめ、幕末の志士たちに大きな影響を与えた人物です。 三